ホワイトセージの品質の重要性
茶色いセージを使っていませんか?
茶色いホワイトセージが売られているのを目にすることがよくあります。
茶色いのは枯れているのではありません。そもそもホワイトセージ等のスマッジングハーブは乾燥させてから出荷していますので販売されているセージが枯れるということはありません。
また、枯れ葉とは明らかに見た目が違います。ではどういうことなのでしょう。実は茶色い葉っぱではバクテリアが繁殖しているのです。
簡単な言い方をすれば腐っているということになります。こういったバクテリアはどこにでも存在しますが、日本の湿気に長期間さらされたり悪条件が重なることで繁殖してしまいます。
セージ自体はバクテリアにとってはただの餌にすぎません。湿気と繁殖に適した温度があればいくらでも増えてしまいます。
バクテリアを燃やしているって気持ち悪いですよね?
燃えないホワイトセージ
ホワイトセージが燃えないという話をよく耳にします。日本の湿気に長期間さらされていたため燃えにくくなってしまったものと考えられます。
こういったセージもほとんどの場合変色しています。
ホワイトセージの収穫
日本の一般的なショップで販売されているホワイトセージは白人業者の手によって夏場に収穫されたものです。
白人の業者は売り方が上手く、簡単に取引が出来る為日本国内の流通量は圧倒的にこちらの方が多いようです。
私は10年近くホワイトセージに関わってきましたので、セージを見ればどういった人が収穫したものなのか判ってしまいます。
白人の業者は1年間に販売する分のセージを夏場にごっそり刈り取ります。
本来セージ業者の間には暗黙のルールがあり、小さい新芽は後の収穫のために残すことになっています。
しかし、白人の業者はそれらも含めて根こそぎ刈り取ってしまいます。
人件費等の兼ね合いであまり手間をかけることができないのでしょう。
葉のサイズもバラバラで茎も雑に扱われた痕が残っています。
セージに対する愛情は少しも感じられず、商材としてしか見ていないことが伺えます。
毎月収穫
当店で取り扱っているホワイトセージは毎月丁寧に収穫されたものです。
この点にこだわりを持っています。
毎月収穫しているため葉のサイズは大き過ぎずベストな状態です。冬場は葉が薄くなりますがこれが本当の自然のホワイトセージの姿です。
品質管理
日本では梅雨時から夏の終わりにかけて高温多湿の状態が続きます。
乾燥したセージにとってはやっかいな季節です。
税関の検査等で開封されるので、この時期に入荷するセージは湿気を帯びてしまっています。
当店では入荷したセージを除湿をし、スマッジングに最適な状態にしてから販売しています。
ほとんどの場合、1〜2日程度の除湿で販売できる状態にすることができます。
KOKOPELLIのTotal Quality Controlもご覧ください。
放射能検査
2011年10月に当店取り扱いのホワイトセージを放射能検査にかけました。
詳細はこちらのブログに掲載していますのでご覧ください。→ホワイトセージの放射能検査